BCY乳がんヨガ指導者養成講座

9/8茨城県水戸市で開催されたBCY乳がんヨガ指導者養成講座に参加してきました🎀

BCY=BreastCancerYoga

がんの患者さまにとってとりわけ重要なのは、 本人が持つ生命力を優しく蘇らせること

呼吸法、身体の動かし方、等を安全に指導する方法、そして体に負担のないポーズの指導方法をグループワークを通じて学びました🧘‍♀️✨
また、ボルスターと呼ばれる抱き枕を用い、疲労を軽減する休息法であるリストラティブ・ヨガの手法も学びました💓
理学療法士ゆえ、つい見える機能ばかり評価してしまいますが、見えない部分こそ、しっかりと見つめて大切にしなくてはならないと思いました☺️
あっ、これは正に星の王子様⭐️
『大切なものは目には見えない』

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BCY乳がんヨガHPより抜粋
東海大学乳腺科 新倉医師投稿
「乳癌治療とヨガ」
乳癌は、日本人女性において罹患率が最も高く、死亡率では女性の中で4位となっている。
[1]罹患率が高く死亡率が低いということはがんを克服した癌サバイバーや、癌の闘病中患者の数が多いことを意味する。
癌サバイバーの30−70%が疲労感を体験し、QOLの低下を伴うと言われている。乳がんの標準治療に、手術、化学療法、放射線治療が挙げられるが、乳癌やその治療によって引き起こされる生活の質の低下や、不眠、ストレスに対しては現在有効な治療はない。
ヨガは乳癌を治癒したり、生存期間を延ばすという効果ではなく、乳癌患者に対して病気や治療によって引き起こされる、生活の質の低下、不眠、ストレスなどを和らげる効果が認められている。
アメリカにおける
乳癌とヨガの研究
[2, 3]近年アメリカでは乳癌とヨガの研究が盛んに行われている。インド発祥と言われているヨガは、精神と体の治療として欧米で広く認知されており、日本でも普及してきた。
ヨガの目的はポーズや呼吸を通して、自己を認識し、最終的なゴールとして今現在の状態を受け入れ、精神的な平穏を得ることである。
ヨガは肉体的及び精神的に、乳癌患者以外にも効果があることが報告されている。
[4-8]今現在、アメリカでは大規模な臨床試験が進行中である。乳がんの術後、合計600人の患者を対象とし、放射線治療中の6週間の間に
1)週3回、ヨガを行うグループ、
2)週3回、ストレッチを行うグループ、
3)リラクゼーションを行うグループ
に分けて、1、3、6、12ヶ月後の疲労の具合や、睡眠障害の有無、生活の質(QOL)などを評価する。
さらに、ヨガをすることで医療ケアに充てる費用が減少するか否かを分析し、患者の作業生産性を分析することも含めた臨床試験が行われている。
[9]現在進行中である臨床試験の結果でヨガが乳がんの患者によい影響があることが確認でき、医療ケアにかかる費用を減らすことができれば、積極的に乳がんの患者にヨガを勧める科学的根拠が確立される可能性がある。
ヨガへの期待
現在、臨床の現場においては乳癌患者に運動やエクササイズを勧めることは、乳癌に対する治療ではなく、QOLを改善する効果を期待するためであると考えられている。
私自身もヨガが他の運動やエクササイズよりも睡眠障害の改善やQOLをより改善させる効果があるのではないかと大いに期待をしている。

乳がん術後リハビリ&セルフケア スタジオ 〝to be〟

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